φ1mm以下の超微細品の加工、特にφ0.025mmクラスの極細部品は、愛工舎AIKOSHAしか製造できない非常に技術力を必要とする製品です。1ミクロン単位の髪の毛よりも細い部品なので、加工技術はもちろん、測定技術も必要となります。1934年の創業以来、時計の部品製作にて身につけた微細切削加工の技術を今日まで積み上げ、高い精度要求に応えてきました。今では当時の50分の1から100分の1の細さまで加工できる技術を身につけ、より細く高精度な物づくりで国内外のお客様から選ばれています。
加工部品
米粒
φ1mmの丸い棒を削って微小な部品を作る微細加工は、機械調整の少しの差が製品に大きく影響するため、1/100mmの単位で工作機械の刃を研ぐ必要があり、職人の熟練の技が必要です。
製品が微細のため、刃の研ぎ方や機械の調整等、少しの差が製品に大きく影響します。刃先の角度などわずかな違いが加工の良し悪しに直結するため、超硬のろう付けバイト(刃物)を手で研いて内製しています。最後は寸法を特殊な測定器で測定し、外観は顕微鏡を使って人の目で確認します。技術者たちの経験と技能に支えられています。
140台以上のCNC精密自動旋盤により24時間製造が可能ですので、小量品(数100個)から中量品(数10万個)までご依頼いただけます。お客様が望まれる物をご希望ロットで製作いたします。
CNC精密自動旋盤はコンピューター制御ですが、加工を始める前の調整と品質管理は職人による手作業です。愛工舎AIKOSHAには約90名のスタッフが在籍しているため、量産にも対応しています。
愛工舎AIKOSHAには、CSチーム・GAチーム・MAチーム・MCチーム・ITチーム・NCチーム・TDチーム・QCチーム・FSチームの9つの部門があり、チームが連携しながら、カンパニーワークを実現しています。
愛工舎株式会社AIKOSHAの生産拠点である岐阜県七宗の工場は、岐阜県の自然豊かな場所にあります。日本は地震が多い国ではありますが、岐阜県は海に面しておらず、津波リスクはほぼありませんので、工場がストップしてしまうリスクが比較的少ないと言えます。安定した生産を担保できますので、安心してお任せいただけます。
微細加工の中でもφ1mm以下の超微細品の加工を得意とし、その技術を用いて「コンタクトプローブ」を製造・販売しています。コンタクトプローブとは、1mm以下の微細なピン×2点、パイプ×1点、スプリング×1点で造られる探針のことで、半導体の検査工程(良品・不良品を分ける検査)で使われています。世界の人々が手に取る電子機器・ハイテク製品が小さくなるにつれて、半導体と検査のためのコンタクトプローブも、さらに小さく精密で極小であることが求められています。愛工舎AIKOSHAは半導体業界とともに、微細化の道を歩み続けています。
肉眼では見ることができないくらい微細な部品を加工・製造します。
直径
0.05mm
長さ
1mm
1mm以下の微細な部品を組み合わせて作成します。
ピン
パイプ部品
スプリング
(パイプ内側)
ピン
直径
0.05mm
半導体ができるまでの前工程・後工程の電気的な検査・試験(良品・不良品を分ける検査)で、コンタクトプローブは使用されています。
何十万回とテストを行うため、コンタクトプローブは消耗部品となります。
通電検査
に使用
IT業界
家電業界
自動車業界
その他の業界
愛工舎AIKOSHAの微細なコンタクトプローブが世界の半導体通電検査を支えています
国内50%
海外50%
※台湾・香港・中国・シンガポール・ベトナム・アメリカ・ヨーロッパなど